
「雑誌付録も遂にここまで来たか・・・!!」
この付録を見たときの感想です。
なんと、PEAKS 2021年9月号増刊 の付録は「クラムシェル・ミニダッチ」!!
簡単に言うと「ミニダッチオーブン」ですね!
ダッチオーブンを使うとキャンプ飯の幅が大きく広がりますが、「大きい!重い!ハードル高そう!」などの理由から手を出せていない人も多いのではないでしょうか。
今回は、そんな人に最適な、気軽に持ち運べて、気軽に使えそうな、ミニサイズのダッチオーブン!
どんな付録なのでしょう?早速レビューしていきたいと思います。
評価
デザイン

まずは、全体の外観です。
部品は全部で3つです。

まずは、ハンドルです。
小さな部品ですが、本付録で最重要部品なので無くさないように注意しましょう。

次に、内側がフラット面の部品です。

外側もフラット形状です。

最後の部品は、内側がグリル面の部品です。

こちらは、外側には「CAMP TOOLS」の文字と共にオシャレなロゴが入ってますね。
では、各部品のデザインを一通り見たところで、「ミニダッチってどれくらいミニなの?」と気になっている方もいるかと思いますので、雑誌と並べて大きさ比較をしてみました!

このように、2つ縦に並べても雑誌サイズに収まるくらい「ミニサイズ」なんです。
重さは1.6kg、ダッチオーブンにしてはかなり軽量なので、これくらいのサイズ、重量であれば、キャンプにも気軽に持っていけそうですね。
機能性
デザインを見たところで、次は機能性について見ていきます。
先ほど各部品を見ていただきましたが、それぞれの部品を組み合わせることで、なんと3通りの使い方が出来ます!

まずは、「フラット面部品+ハンドル」の組み合わせ。
スキレットとして使うことが出来ます。

続いて、「グリル面部品+ハンドル」の組み合わせ。
底がグリル面なので、肉を美味しく焼くのに適していますね。
ただ、ハンドルも鉄なので付けっぱなしにしておくと、熱くて持てなくなってしまうので、スキレットハンドルカバーを使うようにしましょう。

そして最後の組み合わせがお待ちかね「フラット面部品+グリル面部品」のダッチオーブンスタイルです!
蓄熱性の高い鉄で、上からも下からも食材を包み込むことで、本当に美味しく料理することが出来ます。

上蓋は、ハンドルで取ることが出来ます。
以上、機能性のレビューでした。
組み合わせ次第で、3WAYに使える機能性ということで文句なしの満点です。
斬新性
斬新性については、やはり重いイメージのあったダッチオーブンをミニサイズにすることでハードルが下がったことと、3WAYに使える独自構造ということで、こちらについても満点です。
使いやすさ
鉄製品というと、必須なのが最初にする「シーズニング」です。
シーズニングとは?
鉄に付着した水分を飛ばして、油をなじませることで、水を弾き、錆びにくくする儀式です。
多くの鉄製品では、最初は加工後そのままの状態のため、水が付着すると錆びやすくなっているので、最初に必ずシーズニングをしましょう!
ただ、全体を満遍なく焼いたり、野菜くずを用意したり(個人的には野菜くずは不要と思ってますが一応)と、ちゃんとシーズニングしようとすると、正直面倒ですよね・・・
ですが、安心してください!
なんと本付録は、既に「シーズニング済み」です。
なので、到着後、すぐに使い始めることが出来ちゃいます!!
ただし、使うたびに、水気は完全に飛ばして、油を塗るようにしましょう!
また洗剤は厳禁です!(せっかく馴染んだ油が流れてしまうので)
ちゃんと育ててあげることで、ずっと錆びずに使えるようになります。
ということで「シーズニング不要」なので、使いやすさについても満点です!
本付録の使用上の注意です。

コスパ
PEAKS 2021年9月号増刊の定価は税込み2,750円でした。
では、ダッチオーブンの市販品の価格はいくらかというと、2,000円以下で買えるものもあれば、高価なものもあり、様々です。
このような商品は、容量や性能で価格が大きく変わるので、価格だけで一概に比較は難しいですが、本付録は、ダッチオーブンとしてだけでなく、スキレットとしても使えるので、ダッチオーブンとスキレットの両方を買わなくて良いと考えると、コスパはかなり良いのではないでしょうか。
まとめ
以上、PEAKS2021年9月号増刊付録の「クラムシェル・ミニダッチ」のレビューでした。
最近のアウトドア雑誌は豪華ですが、今回はPEAKSの本気が感じられた付録でした。
「ミニサイズのダッチオーブンが欲しい」
「ダッチオーブンを低価格でまずは試してみたい」
そう考えている人は、今回の付録いかがでしょうか?