BE-PAL 2020年11月号 ファイヤースターター

BE-PAL 2020年11月号の付録は、「ファイヤースターター」です。

「ブッシュクラフトに興味がある!してみたい!」というキャンパーも多いのではないでしょうか。

まずは、ファイヤースターターをマスターして、ブッシュクラフトへの第一歩を踏み出してみてはどうでしょう!

評価

機能性

ファイヤースターターはロッドと呼ばれる棒と、プレートで構成されます。

使い方は、まずロッドの黒い皮膜をプレートでまず削り落とします。

この削ったロッド面を、プレートで勢いよくこすると、火花が出るので、その火花をアルコールや着火剤など燃えやすいものに飛ばして、着火させます(着火の様子は、下の「実際に使ってみた感想」を見てください)。

火を起こす道具はライターやマッチなどを思い浮かべられるかも知れませんが、ライターは燃料切れの心配、マッチは湿ると使えなくなるなどの弱点があります。

その点、ファイヤースターターは摩擦で火花を飛ばす簡単な仕組みなので、燃料切れや湿気を気にすることなく使うことが出来ます。

斬新性

上の「機能性」の文章を読んで「なんて凄い道具だろう!!」と思われた人もいるかも知れません。

ただ、実はこのファイヤースターター、似たような機能、形状のものが、既に市販されているのです。

これまで、独特な付録を出してきたBE-PALですが、今回は斬新性の低い付録になってしまった感がありますね。

使いやすさ

「機能性」で一通りの使い方を書きましたが、おそらくセンスが問われるので、着火が簡単に出来る人と、そうでない人に分かれるのではないでしょうか。

使いこなせるようになるには、練習あるのみです。

デザイン

デザインは市販品と同じようなごく普通な形状をしています。

しいてBE-PALとしてのこだわりポイントを挙げるとすると、プレートがマルチツールになっており、スケール、六角レンチ、栓抜きの機能が搭載されていますが、これらの機能を果たしてキャンプ場で使うのでしょうか・・・

コスパ

今回のBE-PALの購入単価は900円でした。

市販のファイヤースターターも大体900円前後の値段がついているので、付録だけでなく雑誌本体もあることを考えると、中々コスパはいいのではないでしょうか。

実際に使ってみた感想

今回は、着火の様子を分かりやすくするため、アルコールストーブを使って、アルコールに着火させたいと思います。

ロッドにプレートをググっと押しつけ

シャッとこすると、火花が飛びます。

火花がアルコールに飛んでいき・・・

無事アルコールに着火することが出来ました。

ファイヤースターター自体、それほどかさばるものでもないので、ライター代わりに、これ一つ持っておくと、色々役に立つのではないでしょうか。